ROM Masquerade v1.60

Download : ROM Masquerade Ver 1.60
珍しく二日連続更新。
更新内容は
「ブルートフォースCRC解析のターゲットをベースエリアではなくダンプエリアに変更」。
(ベースエリアは画面上半分16進ダンプ、ダンプエリアは下半分16進ダンプです)。

どういうことだってばよ?と言われそうなので具体例を。
例えば、昨日の「ラギ」解析で

022-p1.bin 100000 6a2f6d4a 4 16bit Endian Conv DetectCRC:6A2F6D4A ADR:00000040 SIZE:00100000

と書いていた解析の流れを具体的に表すと…
1.”game.bin”をDump Actionの[Go Analyze]でダンプエリアへデータ展開。
2.[Endian Conv] – 16bitで16ビットエンディアン反転。
3.[Save DumpFile]でファイルを一旦保存。
4.保存したファイルを開き直してBrute Force(DetectCRC)で
 Size(HEX): 100000
 TargetCRC: 6A2F6D4A
 Step(HEX): 4
 で[Go Attack!]
5.Detectで検出されたファイルを保存。
6.再び元の”game.bin”を開き直して次のROMを解析…
こんな感じに回りくどい感じでした。

ダンプ領域をターゲットにするように仕様を変更したので、
1.”game.bin”をDump Actionの[Go Analyze]でダンプエリアへデータ展開。
2.[Endian Conv] – 16bitで16ビットエンディアン反転。
3.Brute Force(DetectCRC)で
 Size(HEX): 100000
 TargetCRC: 6A2F6D4A
 Step(HEX): 4
 で[Go Attack!]
4.Detectで検出されたファイルを保存。
5.再び[Endian Conv] – 16bitで16ビットエンディアン反転で元の並びに戻す。
6.次のROMを解析…
とこんな感じに。
(エンディアンの並びやフィルタ適用後のファイルごとに個別保存が不要になりました)

「ダンプエリア」であればXORマスクをかけたりROMの真ん中で上下ひっくり返して連結して、
それをターゲットとしてCRC解析…なんてことも出来るので利便性が格段に上がります。
むしろ、今までこの仕様にしなかったのが不思議なくらい(‘A`)