見た目はこんな感じ。
Download : Solofe_v1.20.zip (2017/12/16 updated)
@はじめに
Bitcointalkの Announcements (Altcoins)フォーラムでは毎日数種類の
新たな仮想通貨のアナウンスが行われ、掲示板利用者は我先にと
それの採掘を競い合っています。
偶然アクセスした瞬間、アラート機能が検知するよりも早く
「リプライ0、閲覧者0」という奇跡のようなコインが見つかった時、
そこですべき行動は…
世界の誰よりも速くファーストブロックを掘り抜くこと!!!!!!
というわけでsolofeはそれを狙うための支援ツールです。
(既存のコインを掘る時にも一応使えないことはないですが)。
@使い方(ほぼ同梱のマニュアルと同じ)
下記のいずれかの操作でSolfeはQTウォレットを解析します。
1.solofe.exeにQTウォレットを引数で渡す。
2.solofeを開いて[Open QT Wallet]でQTウォレットを開く。
3.QT Wallet pathにフルパスを手入力して[Analyze]ボタンを押す。
※実はQTじゃなくてもコンソール型でもいけるんですが。
これでウォレットプログラムを解析し
「デフォルトのデータフォルダ名」「confファイル名」
の2つを取得します。
例えばdesire-qt.exeを解析した場合は下記の結果が得られます。
DataFolder Name : DesireCore
ConfigFile Name : desire.conf
Config Data path : c:\Users\ユーザ名\Appdata\Roaming\DesireCore\desire.conf
また、環境にあわせて下記4つのパラメータを修正して
[<< Update Config]ボタンを押してコンフィグ内容を編集してください。
UserName | マイナーで指定する-uのユーザ名 |
PassWord | マイナーで指定する-pのパスワード |
RPC Port | ウォレットが利用する通信ポート |
AllowIP | アクセス許可 ※もしウォレット起動時にエラーが出たら0.0.0.0/24を使う |
この状態で[Create Config (***overwrite!!)]ボタンをクリックすると、
Config Data pathのコンフィグファイルに対してエディタ枠に書かれた
コンフィグ内容を上書きします。
[Wallet Start]ボタンを押してウォレットを開始して正常に起動すればOKです。
正常にコンフィグが適用されていることを確認するためにわざと
コンフィグ編集枠に「aaaaaaaaaaaaa」などの無意味な文字列を入れて
起動エラーを起こすテクニックもアリです。
@テストマイニング
PCのファイアウォール設定などが正しく行われていれば、
先ほど[Wallet Start]で起動したウォレットのポートが外部からの
コマンドを受け付け可能になっているはずです。
solofe.exeと同じフォルダに ccminer.exe と cpuminer.exe を
置いた状態でTest Mining Areaの下記3つのパラメータをセットします。
MinerProgram | 後述のSetボタンで自動設定されるので普通は触らない (ccminer-x64など調整が必要な場合のみ) |
Algo | skunk、cryptonight、neoscryptなど適切なアルゴリズムを選択する。 対応アルゴリズムはccminer –helpコマンドなどで自分でチェックして。 |
TargetServer | 普通は127.0.0.1で自己アクセスですがVPSをウォレットサーバとして 利用する場合などはココを適切なアドレスに修正します。 |
これらを設定してから[Set ccminer op]または[Set cpuminer op]ボタンをクリックして
実行コマンドを完成させてから[Test mining]ボタンをクリックすれば
ソロマイニングが始まります。
@Use -datadir=./dataオプションについて
草コイナーをやっていると%appdata%フォルダ(Appdata\Roaming\)が
草コインのデータだらけでグチャグチャになることもしばしば。
ウォレットによっては -datadir=./*** のオプションを利用することで
好きなフォルダにデータフォルダを作成できるので、もし対応ウォレットなら
このオプションを活用しましょう。
本気で最速採掘を狙うならRAMDISKを8GBほど確保しておいて、
その中でウォレット+データを走らせるのがベストです。
@最速採掘のコツ
Bitcointalkで新しい草コインが生まれた瞬間が見えた時は即座に
Windows Walletをダウンロードしてください。
落ちてくるまでの間にSolofeを起動し、アナウンスを見ながら
各種ポートやマイナーのアルゴリズムを設定しておいて
QTウォレットを起動した時点でブロック同期が終わってなくても
Test miningを1回実行してください。
ここで「ブロック同期中だから待ちやがれ!」的な英文が出れば成功。
もしエラーが返るようならブロック同期が終わる前に要因を特定できないと
その時点で敗北確定です。
ブロック同期完了と同時にソロマイニングを開始できるのが理想です。
@うまくいかないパターンについて
solofeはSHGetSpecialFolderPathA()というQTウォレットに共通して
用いられているAPIコールルーチンを元に解析していますが、
ウォレット開発者がその近辺を独自コードでいじっていると、
思いっきり誤動作します。
(例)モナコインのmonacoin-qt.exeを解析した時の挙動。
モナコインの場合は頭に付いているゴミを取り除けば良いのですが、
他にもプログラムをUPX圧縮している場合も解析に失敗します。
あくまでsolofeは支援ツールであり、最後に頼りになるのは自身の経験と勘
だということを念頭に置いておきましょう。
あと、時々「本当に全然違うconf名を拾う場合」もあります。
(dataフォルダの中にもしも似た名前のconfが2つあったら怪しいです)
@さらなるスピードアップを求めて
Solofeのアーカイブに solofe.ini という設定ファイルがありますが、
実はコレが無くても普通に動きます。
ですが、コイツをフルカスタマイズすることでソロマイニングに必要な
初期設定手順を減らすことが出来ます。
USERNAME | マイナーに指定する -u のユーザ名 |
PASSWORD | マイナーに指定する -p のパスワード |
RPCPORT | マイナーに指定するRPCポート |
ALLOWIP=0 | 0で”*”を、1で”0.0.0.0/24″がセットされます |
MINER_PROG | 基本的にはccminer.exeを指定 |
MINER_ALGO | アルゴリズム名を指定。 ここに入れる文字はccminer -helpコマンドなどで調べる |
MINER_ADDR=127.0.0.1 | もしウォレットを別サーバで動かす場合はそのIPアドレスを指定 |
USE_DATADIR=0 | 1を入れるとuse -datadir~~のチェックがONになります |
個人的なオススメは下記の通り。
[DEFAULT]
USERNAME=user
PASSWORD=password
RPCPORT=12345
ALLOWIP=0
MINER_PROG=ccminer.exe
MINER_ALGO=scrypt
MINER_ADDR=127.0.0.1
USE_DATADIR=1
それでは草コイナーの皆さん、頑張ってくださいませ。
solofeを使って最速採掘に成功したら投げ銭もらえると嬉しいお(・ω・)
BTC: 1AAhm8knomdn4YtYYHTSDD8BYJLA5jfin7
MONA: MBFuxMrjKZpDc6mFcHJGjjFhbURha23NnQ