既にMN用サーバは月7ドルのvpsdimeに引っ越してServersman@VPSは予備用ですが、
最近生まれたばかりの新しいアルトコイン『SWIPP』のマスターノードを立ててみます。
(※bitcointalkではMasternodes表記ですが、公式ウォレットでは
SwippNodeと書かれているので、本項はスウィップノードと呼称します)。
※2017年11月14日現在、旧SWIPPチームが全コインを売却して逃亡したため
新チームが引き継いでいます。
9月に書いた時と状況がかなり異なるためご注意ください。
~さらに追記 2018.7.2 ~
新ウォレットがGCC4.9以上を必要とするようになったため
通常のUbuntu14.04LTSではビルドができません。
qiita.comさんの記事にGCC4.9導入方法が詳しく書かれていますので、
そちらを参考にGCC4.9に上げて作業を行ってください。
Bitcointalk : [ANN][SWP] Swipp Coin | Modern cryptocurrency | Pow/Pos rewards | Masternodes
~準備手順~
環境によっては下記が必要
sudo apt-get install build-essential libssl-dev libboost-all-dev git libdb5.1++-dev libminiupnpc-dev screen
ビルドの流れ
git clone https://github.com/teamswipp/swippcore
make -f makefile.unix
これで ~/swipp/src ディレクトリに swippd が生成されたので
下位ディレクトリにコピー。
cp swippd ..
プログラムを実行して即エラーで停止させる。
~/swipp/swippd -daemon
nanoエディタでconfファイルを編集する
nano ~/.swipp/swipp.conf
内容は下記3行
rpcuser=任意のユーザ名
rpcpassword=任意のパスワード
rpcallowip=127.0.0.1
再びプログラム実行
~/swipp/swippd -daemon
ブロック同期チェック。最新情報まで同期すれば次の手順へ。
~/swipp/swippd getinfo
~ここからマスターノード手順~
ウォレットアドレスを生成する。
~/swipp/swippd getaccountaddress MN
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
上記アドレスに30000SWPを一発でピッタリちょうど転送する。
(V1は20000でしたがV2から30000になったので注意!)
マスターノードprivkeyを生成
~/swipp/swippd masternode genkey
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
プログラム停止
~/swipp/swippd stop
再びnanoエディタでconfを下記内容に修正。
rpcallowip=127.0.0.1
rpcuser=任意のユーザ名
rpcpassword=任意のパスワード
staking=0
server=1
listen=1
port=24055
masternode=1
externalip=VPSのIPアドレス:24055
masternodeaddr=VPSのIPアドレス:24055
masternodeprivkey=先ほど生成したprivkey
プログラム実行
~/swipp/swippd -daemon
入金処理から15confirmations経過するまでチェック
~/swipp/swippd listunspent
confirmationsが15を越えたらマスターノード開始
~/swipp/swippd masternode start
これで「successfully started masternode」と表示されれば成功です。
2017年11月14日現在、SwippNodeは6つしか無いのでとても良くステークします。